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保育士とは

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ベビーシッターの資格取得HEADLINE

保育士とは


幼児の発達に合わせて能力を引き伸ばす

■仕事内容

児童福祉施設全般で活躍 
まずはじめに、混同しやすい保育士と幼稚園教諭の違いについて説明しておこう。
 
幼稚園教諭が文部科学省の管轄のもとに“教育”という概念で保育するのに対し、保育士は厚生労働省の管轄のもとに“福祉”という概念で、各種児童福祉施設の職員として保育・養護にあたる。
 
児童福祉施設は児童福祉法に基づく福祉施設で、14種ある。なかでも設置数、従事者数とも圧倒的に多いのは「保育所」であるが、ほかに、おもに家庭の事情に対応する施設として、保護者がいないか共に生活できない児童のための乳児院、児童養護施設、母子ともに援助するための母子生活支援施設がある。
 
児童自立支援施設は、子ども自身の問題行動などに対応している。障害児の療育を支援する施設として、情緒障害児短期治療施設、知的障害児施設、知的障害児通園施設、盲ろうあ児施設、肢体不自由児施設、重症心身障害児施設がある。児童館などの児童厚生施設及び、助産施設も児童福祉施設である。
 
したがって、保育の対象も、幼稚園教諭が3歳から小学校入学までの幼児であるのに対し、保育士が担当する児童の年齢は幅広く、施設の種類によって役割もさまざまである。ここでは、保育士が最も多く勤務している保育所の仕事を例にとってみた。

保護者の代りに養育と教育を行う
保育所は、仕事や病気などにより、家庭で子どもの面倒を見られない場合に、保護者の委託を受け、日々保育することを目的としている。つまり、“幼児の発達段階に合わせて能力を引き伸ばす”ことと、“できるだけ家庭で養育するのと同じように子どもを育てる”ことである。具体的には、お母さんたちの代わりに、食事、排尿・排便、洗面、衣服の着替えなどの「基本的生活習慣=しつけ」を行っていくのが保育士の仕事。しかも機械的に教えていくだけでなく、園児1人ひとりの発達に合わせて「いつ、どのように、どんな場面で」を考えて働きかけなければならない。

子育て支援の専門職に
少子化が言われて久しいが、少子化対策のための働く母親支援で、保育の需要は減るどころか増え続けている。全国で26,275人(平成22年)いる、希望しても入所できない待機児童の解消、延長保育・休日保育、一時保育など多様な保育の整備について、政府も「新・待機児童ゼロ作戦」「安心こども基金」で取り組む。


■取得方法

子ども好きが絶対条件 
保育士になろうとする者は、まず、子どもが好きなこと、感受性が豊かなことが大前提になる。加えて、体力があり、健康であることも重要だ。あたり前のようだが、何十人の子どもたちと一緒に動き回るには、相当の体力が必要になってくるからだ。

保育士資格を取得する方法は2つある。
 
1つは、大学・短大・専門学校などの「指定保育士養成施設」で学ぶ方法で、卒業時に無試験で資格が得られる。修業年限は大学4年、短大2年。専門学校は2年、夜間3年のほか、3年制で短大併修の学科も多い。これは、専門学校が短大通信教育部と提携し、短大のカリキュラムに沿って講義や実習も学ぶもの。たいてい卒業時に無試験で保育士、幼稚園教諭二種、社会福祉主事任用資格など複数の資格が得られる。
 
もう1つは保育士試験に合格する方法だ。

保育士試験は全国統一試験
保育士試験は各都道府県で実施する。法改正により、試験の全部または一部を「指定試験機関」に行わせることができるようになった。そこで、平成16年度より全国保育士養成協議会を指定試験機関として、試験問題の作成と採点等を委託する「統一試験問題」を採用するようになった(47都道府県)。


平成25年より科目変更! 
保育士試験を受ける場合、筆記の全科目に合格して実技試験に進み、実技試験に合格すれば、保育士の資格が得られる。
 
なお、次のような科目免除がある。
(1)厚生労働大臣の指定する学校その他の施設において、指定する科目を全て専修した者は、免除される。
(2)幼稚園教諭免許取得者は、免許を有することを証する書類を添えて提出することで、筆記試験科目の「発達心理学」「教育原理」ならびに実技試験が免除される。また、平成22年度より上記の科目以外についても、指定保育士養成施設で修得した科目が免除される。
 試験直前の総復習として活用したいのが、対策講座や講習会だ。各地の社会福祉協議会などが開催しているもので、試験委員経験者などが講師を務めていて、実績・信頼度は高い。
 
例えば、横浜市の対策講座は、6月の9日間にわたり実施。受講料は、筆記対策が1科目につき2,000円。実技対策を行うところもあり、詳細は各地の社会福祉協議会まで問い合わせる。
 
平成25年の保育士試験より、筆記試験科目が次のように変更になる。
 
社会福祉、*児童家庭福祉、*保育の心理学、*子どもの保健、*子どもの食と栄養、保育原理、教育原理、社会的養護、保育実習理論。(*が新科目)


■詳細情報
受験資格: (1)大学に2年以上在学して62単位以上修得した者、または高専の卒業者、修業2年以上の高校・中等教育学校・特別支援学校の専攻科、専門学校、各種学校を卒業した者、その他その者に準ずる者
(2)高校もしくは中等教育学校を卒業した者、大学への入学を認められた者、または文部科学大臣において、これと同等以上の資格を有すると認定した者であって、児童福祉施設において2年以上児童の保護に従事した者
(3)児童福祉施設において、5年以上児童の保護に従事した者
(4)(1)〜(3)について厚生労働大臣の定める基準に従い、都道府県知事において適当な資格を有すると認めた者
試験科目(現行の科目): 筆記=社会福祉、児童福祉、発達心理学及び精神保健、保育原理、教育原理及び養護原理、小児保健、小児栄養、保育実習理論(現行の科目)
実技=絵画制作・言語・音楽から2分野選択
申込期間: 4月上旬〜5月中旬
試験日: 筆記=8月上旬、実技=10月中旬
試験地: 各都道府県が指定する会場
受験料: 12,700円
合格基準: 満点の6割以上、発達心理学及び精神保健は両科目とも6割以上、教育原理及び養護原理は両科目とも6割以上、実技試験で選択した2分野を6割以上得点した者
受験者: 46,820人(平成22年度)
合格率: 11.4%(平成22年度)


■問い合わせ先

保育士試験事務センター
住所:〒171-8536 東京都豊島区高田3-19-10 昭栄高田馬場ビル6階
TEL:0120-4194-82



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